防災・安全
スズメバチにはこれ!!
8月から10月中旬までは巣がどんどん大きくなり、ハチの活動も盛ん
スズメバチは5㎝と、大きくて 刺されたら大変
スズメバチにはこれ!!
アース製薬の「ハチの巣ころり」
効き目抜群、あの大きいスズメバチが一日10数匹 倒れる
甘い餌を食べて悶絶、数時間もがく
取り付けは簡単 次の写真のように取り付けるだけ
ただ近くのドラッグストアでは見当たらない
ホームセンターで手に入る(約1500円)
一般用のバズーカジェットも出回っている
しかし これを使用の際には厳重な装備が必要
黒色はだめで白に限る
活動が少ない夜に
くれぐれも油断しないで
もし クマとあったらどうするか
こんなクマだったらいいけど
クマは100万年前から日本に住んでいたとう学説もある
そのため人との共存を図られてきた
それが変わったのは2016年の秋田県鹿角市の山菜採りのクマによる連続襲撃事件で「クマは怖い」と
最近も上高地や薬師岳でクマが出没している動画が見られる
秋にはクマがカキの木に登ってカキを食べている身近な例もみられる
クマにあったらどうするか?
いい方法はあるのか
各種文献や自治体の資料から参考までに
クマにあったら
・スーと後退する 視線はそらすな
あわてて背を向けて逃げると弱いと思って追いかけてくる
クマは早い 60㎞の速さという人もいる
クマは引っ張っているものを飛び越えてこない
柴・クワ・釣り竿
ベルトを振り回す
(蛇がきらい)
・接近戦 近くで立ち上がっても 視線はそらすな
自身の防御のために威嚇しながら 人を見極めている
この状態でも素人は怖いよね
腰を抜かすだろう
このほうがいい 逃げるよりは
クマが危険でないと判断したら逃げてしまう
・格闘
もしかぶさってきたら
クマは噛みついてくる
口を開けてきたら 口の中に棒やナイフで刺す
鉈でクマの眉間を叩く
接近したり格闘になったら その段階で気絶したり 腰を抜かすだろう
やはり 一番はクマに会わないことだ
クマと会わないために
・クマの出没情報を確認すること
・朝夕の時間帯をさける
・クマに人の存在をしらせる
(クマ鈴・ラジオであまり効果がないという人もいる ペットボトルのつぶす音がいいという人も)
・糞や木の枝や折れた跡や樹皮の爪跡がフレッシュなのはその場を離れる
・枯葉がかかった鹿等の動物遺体があったら危険、クマが占有食物として近くで見張っている
・子連れクマは何らかのサインを出している
地面をバーンとたたくとか「フッ フッ」という声をッ出すとか
母親は子を守る一心で気が荒くなっている
クマの遺伝子として大昔から人間は強いという感覚
人間に対する恐怖心を持っている
人が来たら 人間をずっと見ているし 自分たちの姿をできるだけ見せないように逃げて歩く
しかしながら人間を食育したクマはその経験からまた人を襲う
そのクマの判別は難しい
クマの共存を図るならクマの個体管理と事件履歴の整理と里山再生および家屋近くの適正なごみ管理が望まれる
参考資料 「人を襲うクマ」 羽根田 治(山と渓谷社)
「クマにあったらどうするか」 アイヌ民族最後の狩人 柿崎 等(ちくま文庫)
松江市立湖東中学校 「一番大切なことはクマに会わないようにすることです」
岡山県 「家の近くにクマを引き寄せないために」
クマの生態2(クマの一年)
これがクマの一年。
今はクマの繁殖期
ハチやアリなどを主に食べています
注目すべきは冬眠の時期
何も食べない・糞も出さない
ひたすらジーとしている
名取市の市民大学講座が8月23日行われた
第1回目は「生き物たちのとのご近所づきあい」尚絅学院大学の鳥羽教授の講座
今回はその講座の主なポイントを紹介する
クマに遭遇しない方法やクマとあったらどうするかは次回以降に
これは承継学院大学で設置されたカメラで確認された動物
近いことから那智が丘でもこんな動物たちと遭遇する可能性はある
イタチ・テン・キツネ あまり会わないのも動物たちも
これはクマの分布図
北海道にヒグマ
ツキノワグマが本州・四国 九州にはいない
那智が丘あたりはこの地図上では生存地の東端にあたるかな
クマの大きさ
ヒグマがでかい
ツキノワグマと 人間、犬と比べてみてください
これは里山の変遷図
クマがどうして人間の近くに現れるようになったか
戦後 里山に杉・ヒノキを一斉に植林始めたことのよりクマたちが食べていた広葉樹のどんぐりが急減
さらにアウトドアーブームもあっていろんな食べモノにクマが接触
残った食べかすもみな持ち帰ればよかったもののクマが新しいうまいんものにありついた
さらに高齢化に伴い放置されたカキを求めてクマが移動
クマは木登りも上手だし枝折もうまい
これがクマが人間の近くに現れるようになった里山の変遷といわれる
資料提供 名取市民大学講座 尚絅学院大学 鳥羽教授
丹波市 丹波の自然とくらし
四国のツキノワグマ保護プログラム
日本クマネットワーク
岐阜大学 クマの大きさ
きょう いこいの広場付近でクマの出没があったらしい
クマにあったらは次回で
熊の生態
熊が那智が丘に出没したらしい
そのツキノワクマについて愛島・相互台に出没しているものと同じものなのか?
もしクマに遭遇したらどうする
尚絅学院大学で熊の生態に詳しい鳥羽教授に、再度教えていただきました
尚絅学院大学でも5月になって設置したWEbカメラにクマが数回写っていたことで
TVで放映されました
その担当も鳥羽教授です
大学敷地内の森林にカメラを仕掛けて観察を始めてからかれこれ10年。年に1回か2回あるかないかの写真(動画)を見つけては「今年も山親父がきた♪」と一人にんまりしていたのですが。。。昨年は初夏から冬にかけて4,5日、今年は今までで一番早い5月からすでに3日記録されました。「よその山の出来事」ではなく、うちの山でも明らかにクマは増加しています。
これまでの記録では、明るい時間帯に遊歩道に出現することはなかった(けもの道では過去に1度あります)のですが、今年は皆さんが良く利用しているゆりが丘から那智の神社に通じる遊歩道で朝の7時台に記録されました(添付写真の昼間のほう)。クマの行動パターンが「これまでとは違うと考えたほうが良い」という話もあり、学生も教職員も、地域の方も夏場にかけて朝早く「散歩」をすることは知っているため、こりゃあ一人でニマニマしているのはまずいなあと思った次第です。情報を出すとどうやってもコントロールできないから、尾ひれや背びれがついたり、大ごとになったりするだろうなあと思いつつ、大学事務を通して名取市に報告し、学内でも注意喚起をしてもらいました。その結果、テレビ局なども加わり現在に至る(yahooニュースでも上がってしまうほど動画が流れています)という。。。
今すぐ危ない、山には絶対近づかないほうが良い、ということはありません。もちろん不必要に行くべきではないです。
ただ、基本的な注意点は守る必要があります。早朝(~8時)、夕方(17時~)(もちろん夜間も)は山に入らないこと、入るときは複数人でワイワイにぎやかに、食べ物を捨てない(もちろん食べ物以外も)、良いにおい・強いにおいを発しないといったところでしょうか。匂いは、食べ物だけでなく香水も含め、人間的な良い悪いに関係なく反応することがあります。ペンキのにおいが気に入ったのか、設置したての看板に体をこすりつけていたなどという話もあります。
「明るい時間帯に遊歩道のような人がいる可能性のあるところを利用するクマがいる」ということは、人と出くわす可能性が高いということですし、ちょっとのきっかけで「呼んでしまう」かもしれないということです。クマをよんでしまうようなもの(たいていは美味しいもの)の取り扱いに注意するということが、この辺のエリアで、現状でできる対策だと思います。
「良いものを覚えさせない」だけでなく「近づくと痛い目に合う」という経験までさせられるともっと良いのですが、そこはなかなかできないですから、せめて「良いものを覚えさせない」ほうは気を付けましょう。
うちの大学周辺で出没しているクマは、現状で2頭確認しています。そして那智のほうまで行くことは十分考えられます。どちらからどちらということはなく、そちらから来たかもしれないですし、そっちへ行ったかも。もちろん別のクマがそちらにいる可能性も高いです。クマの年間行動範囲は200㎢ともいわれていて、1日で数キロ、十数キロ歩くのは普通のようです。ということからすると、ワンコに見つからないように那智神社にお参りして、うちの山羊を横目に見つつ、名取川の水を飲みに行くなんてことは普通かもしれません(直線的に歩くことはまずないと思いますが)。
初夏は繁殖シーズンなので、オスのクマは動く範囲が広いから同じところにたびたびは来ないかもとか、そもそも縄張りというよりメスとエサを探してさまよってる感じだとか、子育て中のメスだと行動範囲は広くないけど警戒心強いままにエサを探し回って結局広く動くとか、周辺環境や季節、クマの状態によって行動範囲はだいぶ変わります。梅雨あたりまでは良いのですが、真夏になると山のエサが少なくなるので行動範囲が広くなったり、飢えをしのぐために食べるものの種類が増え出現場所が多岐にわたることが多いなど、わかりやすいエサが多くなる秋までは注意が必要です。そして秋には秋の対策や注意が必要になります。
森がつながっているという話も、人間が気づくような繋がりのほかに思いがけないルートがあったりするものなので注意が必要です。ただ、クマサイズだと人間が気づかないルートはなかなかなく、タヌキやハクビシンなどの大きさだといろいろ「道」を持っています。途切れたという話で言うと、みどり台の一部エリアを宅地化したことで、中学校あたりを通過することが出来なくなった可能性はありますね。あの宅地化したエリアの西側斜面の話も多少ネタがありますがキリがないので機会があればそのうち。
以上、原文のまま掲載しました
写真2枚は鳥羽教授提供のものです
名取市では名取市民大学講座として「生き物たちとの近所つきあい」を8月23日開催予定です
その講座は鳥羽教授が分かりやすく説明いたします
能登半島地震の教訓 活断層
話は長くなりますが、能登半島地震と活断層の関係
図は能登半島の標高図面ですが高い山は無いものの海岸線に陸地が見えます
この陸地に道路が走っていて、今回の地震による土砂災害や隆起で町が孤立し、救助活動を困難にしました
この図面は活断層と地震の震源地です
能登半島の北側の近くの海底に活断層層(紫色)が走っています
佐渡島の方向に走っています
☆が震源地を表しています
近辺では大きな地震が何度もありました
さらに度重なる余震はこの活断層の南側の線に沿って多く発生しております
この図面は今回の地震による隆起の状態やずれを表しています
いかに変動が激しいものだったかが分かります
これらが漁港の隆起や家屋倒壊につながりました
東日本大震災と違い救助活動を妨げる原因となっております
私達が住む近くには利府―長町断層が走っています
団地の山麓に沿って断層が見えます
その東側では東日本大震災時ではかわら屋根に青いビニールシートが多く見られました
名取川を挟んで北からは坪沼ー円田断層そして福島盆地が西縁断層帯と繋がっています
仙台市内では286号線沿いとか宮城球場や将来の広域防災拠点の候補地の脇を走っています
この図面は仙台市が公開している利府―長町断層による地震のハザートマップ(地域の危険度MAP)
マグ二チュード7.5を想定したもの
残念ながら名取市エリアの想定は抜けていますが柳生や 富田地区は確認できます
このハザートMAPは建物等の所有者が地震防災対策を身近に考えてもらえるために発表したもの
政府の地震本部のこの活断層の将来の地震発生の可能性について
・地震の規模:7.0~7.5程度
・地震発生確率:30年以内に1%以下
・平均活動期間:3000年程度以上
・最新活動時期:約16000年以前(十分特定できない)
としている
地震はいずれ来る
それに備えることを今回の能登半島地震は私たちに教えてくれた
参考資料 国土地理・仙台市・地震本部のHPから
高舘山の熊はどうした?
最近、熊の事件がテレビを騒がしている
高舘山の熊はどうした?
心配になったのでいつもの尚絅学院大の鳥羽さんに確認した所、次のようなメールがありました
鳥羽さんは構内等で監視カメラで熊等の生態を研究しています
相変わらず文章が面白いので原文のまま紹介します
ちょっとお付き合いをお願いします
林内に設置しているカメラの記録から、別の熊だと識別できたのは3頭でした。例年、1頭か2頭程度なのに多いですし、写り込んでいる回数も、年間で2,3回程度だったものが9月までで7,8回ですからとても多いです。そして、今年は初めて日中の記録がありました。15時にうろうろしていたのは驚きですし、人との接触の可能性もありかなり危険を感じます。
かといって、何か対策が出来ているかといわれると、注意喚起ぐらいで何もできていません。山に入らないようにすると、人間の痕跡がないせいでクマに限らず動物たちの警戒心が低くなるかもしれませんし、山が荒れますから入っていただいたほうが良いとは思います。ただし、複数でおしゃべりしたり音を出したり、存在をアピールしながら。
住宅街の方に何かという事であれば、エサとなるような物(特に柿やクリ)を置いておかない、実らせたままにしておかないことぐらいでしょうか。
やはり大学周辺はそれぞれのクマの行動圏の中心ではなく辺境と考えられ、行動範囲が広い(エサが少ない・エサをたくさん求めるなどの)季節に現れるようです。山に生息するクマの個体数が増えていることや、今年の夏は雨が極端に少なかったり暑かったりしたためにエサの少ない夏の季節に特にエサが少なかったのかな?だから辺境にまで来るクマが多かったのかな?などと考えています。
幸か不幸か、周辺の山はクリもどんぐりも思ったより少なくはないので、秋の実りが足りないという事はなさそうです。それでも警戒はしたほうが良いでしょう。
クマ、シカ、イノシシは、東北各県で毎年何百、何千という数が駆除されています。事故が起きるべきではないと思いますし必要なことだと思いますが、奪った命はそれ相当の扱いをされるべきだと思っています。現状では、ほぼすべてがゴミとして処分されていますから。
そして、駆除の手段でコントロールしようとしてもほとんど効果は無いんだろうなとも思います。かといって何か手段が思いつくわけではないんですが。ただ、今年の傾向で面白かったのは、(確かなところはわかりませんが)クマが多く記録されたころ、いつもだったら家族で写るイノシシ達が全然記録されませんでした。学内で荒らされた痕跡も少なかったです。ツキノワグマがイノシシを襲うなどという事はほぼないはずですが、避けるんだなあと思った次第です。
やつらに話を聞けたら・・・と思わない日はありません。
すみません。駄文で長くなってしまいました。
今年は他地域同様、クマと接触する危険度は増しているという事だけは確かです。住宅街でもエサとなるような呼び水を作らない事、山に行く時は朝晩の時間帯でなく、日中の暖かい時間で存在を主張しながら散策することをお勧めします。
防災の日 関東大震災の現実
9月1日は防災の日
ちょうど100年前の1923年9月1日午前11時58分 相模湾から房総半島南東沖を震源とするM7.9の巨大地震が発生した
震源域に近い神奈川県や千葉県南部を中心に東京や埼玉の一部でも震度7を記録した
各地で同時多発火災が発生
東京、横浜で巨大火災となった
昼食時間帯であったこと、強い風も吹いており、木造家屋が多かったこともあり、さらに「火災旋風」と呼ばれる渦巻き状の風も発生した
悲惨だったのは避難所に逃げてきた人たちが家財もろとも焼死が多かったことである
図は東京都の炎焼範囲と死亡者分布である
火災のほか津波・土砂災害も発生した
しかし一瞬の間に家を失った人は多かった
警視庁も消失した 横浜スタジアムの周辺は無事だった
そして流言が多く、人々を悩ませた
ラジオもない時代に 途方に暮れた人々に追い打ちをかけた
東日本大震災の際にも「放射能が降ってくる、原発が爆発する」というメールがあったが
こんな時は沈着冷静に対応したい
その後、東京は復興、区画整理を行い今の東京になった
復興に要した巨額なお金は外債を発行し調達したものだった
多くの義援金が国家予算の一割近く集まった
民間から海外からも
関東大震災における約5万8千人の死者の遺骨は東京都慰霊堂として
東京で最も被害の大きかった被服工場跡に建てられた
政府は 1960年に防災の日を9月1日と定めた
写真、資料:気象庁・内閣府のホームぺージ
資料:災害の日本近代史(中公新書 上田宏成著)
菅生スマートIC 3月25日開通
東北自動車道「菅生スマートインターチェンジが3月25日(土)15時に開通します
手前がパーキングエリアで、これに接続した形になります
この開通によってスポーツランドSUGOへのアクセスが向上し、地域振興が見込まれます
さらに将来的には仙台空港への利便性向上が期待されます
名取村田線もさらに立派になれば散策や村田に近くなる
資料:写真:宮城県のHP、村田町HPから
写真は建設中の現場 高速道の東京方面から菅生PA 右側にスマートICの接続道路が見える
写真提供:二丁目佐々木さん
見たか? 高舘山のカモシカ
最近、カモシカみましたか
大みそかに出現したカモシカ
観音堂近くの高舘城に向かう入り口でパチリ
ジーと こちらを眺めていました
おとなしく巣に帰っていくでしょう
又、近くに現れるでしょう
写真提供 なおかつさん(一丁目)
熊のはなし
熊のはなし
2年前にこのコーナーで高舘山の動物たちで熊を取り上げております
最近、みどり台中学校や相互台あたりで熊の出没が取りざたされています
それで尚絅学院大の鳥羽准教授に再登場をお願いしました
あっという間に最近の熊の状況がメールで届きました
この地図のように尚絅学院大学と3丁目の那智が丘公民館とは約1km
地図の北西部の森が相互台と連なっている
資料:編集部作成
熊についてですが・・・学内で「でた!」というのはイノシシの誤認だと思われます。
学生の話によると、2,3頭いる親子だった、もしかしたら4頭だったかも、写真は撮れなかった、などという情報でして、今頃子連れで日中うろうろするような大胆なクマでしたらカメラに沢山写っていると思われますが、ここ数カ月は全く写っていません(ただし、ここ10日ほどのデータはまだ確認しておりません)。
更に、今時期のこどもは1年子になりますが、「こども」とわかるようなサイズだとすると違うだろうとか、事務方が慌てて名取市に通報したものですから、猟友会の方まで来てくださったようで、痕跡なしとの報告を受けたようです。
中学校や近隣の出没状況を把握できていませんし、周辺にクマが生息しているのは事実で、冬眠できずにエサを求めて遠征してきたクマがいるかもしれませんので引き続き注意は必要です。クマの移動距離は数十キロにもなることがあるそうですから、山が続いている以上、「いつもの散歩コース」ぐらいの感じでゆりが丘と那智が丘の移動をしていると思います。目的となる魅力的なえさがあるかどうかにもよりますけど。
葉が落ちて森が明るく見通せる季節になりました。そんな中での散策でしたらまず平気でしょう。キリが出ている、しんしんと雪が降っている、風が強いなど、お互いが認識しづらい状況だと日中でもばったり出会うこともありえます。もちろんこれは、イノシシやカモシカ、ノウサギ等、日中行動するタイプの動物全般に言えることです。お互い「気配を感じる」ぐらいまでですむのが平和でしょうね。
アマ無線の社会貢献活動について
諸外国では台風等の災害復旧にあたるボランティア活動でアマチュア無線が活用されています
日本でも令和3年3月から 電波法施行規則等の改正があり、非常災害時等にアマチュア無線が社会に貢献できるようになり
ました。
これでは別紙のように町内の防災訓練や運動会でも使用可能です
スマートフォン等が使えない状態では大いに活用が期待されます
これは東日本大震災時に名取市でも実証済みです
各町内会や小学校でもイベントでも使用可能です
問い合わせは名取西部地区四団地アマチュア無線親睦会 古溝さん(rtc01596@nifty.com)迄連絡ください
なお無線機運用時の電源については発電機は多くの設備が必要となるので乾電池使用のトランシ―バ―の活用が
便利です
これでも使用する周波数のよって名取市迄電波が飛びます-
是非 いろんな機会でアマ無線の活用をお願いいたします
アマ無線機を使った防災訓練(5丁目町内会)
5丁目町内会の防災訓練が10月9日行われました
変わったところはアマチュア無線機を使った情報交換
東日本大震災でも閖上からの情報提供でアマチュア無線が大活躍した
町内でもアマチュア無線資格を持っている人は13人
仮に 那智が丘が孤立したら情報交換に大きな働きをするだろう
今回の無線交換の相手は名取市の災害本部 トランシーバを操作するのは古溝さん
もう一つの目玉は発電機の操作
ご覧のように女性の方でも始動が可能
照明・ポット・炊飯・携帯充電に欠かせない
普段から やりつけないと実際、使えない
防災の日 家庭備蓄のすすめ
9月1日は防災の日
とは言いながら 災害は日本では大雨や土砂崩れ等 9月に限ったことではなくなった
普段から家庭での食品の備蓄に努めましょう
特に赤ちゃん、高齢者、アレルギーに配慮して
保管は近くに目立つところに 使わないからと押し入れ等には保管はしないで
資料:農水省HPから
落雷から身を守る
雷は6月から8月迄の発生が多い
まもなく8月1日
山岳落雷事故で11名の多くの高校生を失った西穂岳登山の長野深志高校の事件から55年になります
あのときから落雷の対策が進められました
同高校では登山は気象が安定している朝のうちの登山を進めています
これが西穂高
凄い稜線が魅力となっていますが、落雷事故は屋根と稜線こそ一番危険
なるべく少しでも低いところへ
できることなら天気予報も確認して 登山を見送ることも
これは気象庁の発表の事故例
登山の他に樹木での雨宿りでも発生している
高い木からは4m以上離れることが大事(保護範囲)
避難小屋では軒下は厳禁。必ず小屋の中で そして壁から離れるように
なお気象庁では「雷ナウキャスト」で全国の雷発生情報を公開している
参考資料 気象庁のHP
山の観天望気 ヤマケイ新書
なんだ 「ピッ」の音
室内で突然「ピッ」と音が間隔をおいて鳴りだしました
あわてていろいろ探してこれは火災警報器の電池切れの警報でした
説明書によると約50秒間隔になります
町内の皆さんの火災警報器は平成19年・20年頃から 共同購入して一斉に取り付けられました
この火災警報器は各家庭に数台設置されていて14年間 火災を監視してくれました
(ホーチキ株式会社製)
電池切れで本体交換の必要がありますので注意を
なお火災の場合は警報は「ピッ ピッ ピッ」と連続してなります
本体裏側 右側が電池
7日、避難所開設結果(那智が丘小学校)
名取市では6日の夜半からの大雨で7日3時ごろ、土砂災害警戒情報に伴い避難指示を出した
7か所の避難所の一つとして那智が丘小学校でも避難所を開設した
8時過ぎには避難指示を解除した
小学校では校長先生や教頭先生や五十嵐先生
市からは那智が丘担当の3人の職員
町内から自主防災会のメンバーが斎藤自主防災会長らが運営待機しました
しかし避難者はいませんでした
町内の皆さんの中には 緊急メールで目をさまし、寝付けなかった人も多い
前の日は名取川のサイレンが鳴りだしたが土砂災害の危険はあるものの
もう少し具体的な警報が欲しい
さらに雨の中、夜の移動も危険がある
ただ自分の身は自分で守ることは忘れてはならない
小学校では避難所開設の際は正面玄関から入っていただきたい
そして近くの教室を規模見合いで避難者に充当の予定とか
小学校や市でも避難所開設に対していろいろ演習ができただろうしご苦労さまでした
避難所開設の際は正面玄関から入ってください
県公表の新しい津波の浸水地域図
県が10日新たな津波浸水地域を公表した
それによると東日本大震災の1.19倍のエリアが浸水するという
最悪の条件下での科学的なシュミレーションに基ずくものだようだ
地震は何時かは又来るだろう
最近、日本のいたるところで地震が発生している
この記事を書いている最中にも ガシーンと揺れた
地震慣れも怖い
今回の貴重な資料をもとに、冷静に分析・対応する必要がある
名取市での浸水エリア
最大、下増田屋敷(空港の東側)付近に10.7mの津波。復興した閖上地域も3mから5mの浸水となるという
名取市植松付近ではJR東北線迄
仙台東部道路では道路の西側迄、市役所の東側の住宅街が浸水エリアになるという
近くでは仙台若林区の霞目飛行場の東ちかくまで
岩沼市役所および亘理町役場は浸水エリアに含まれる
こうした浸水エリアが広範囲になると山台にある避難所も 多くの方が親戚を頼りに普段から付き合いのある方を
想定せざるを得ない
今回の宮城県の発表は2012年12月の津波防災地域づくりに関する法律で策定で義務付けられた40都道府県のなかで
宮城・東京都だけが公表されていなかったもの。
あれから11年、万人忘れずに
あれは突然に来た
ゆらりゆらり
大きく、長く
地面を揺らして
写真は放射線測量計
隣の県では至る所で設置されていて計測を続けている
あれから11年
最終廃棄物処理場も決められず、
農産物の出荷も風評被害よりも実質被害が大きい
太陽光パネルがこの機械に採用されているが、山の斜面や使用されぬゴルフ場を覆っている
(こどもたちへ)
退校時の子供たちが家路についている
小学生の皆さんは あの大震災時、小学校が給水場になったことを覚えているだろうか
まちの皆さんがタンクをもって飲み水を求めて小学校に集まった
高学年の小学生が自衛隊のタンクからみんなに給水した
雨が降っても雪が降っても
地震や津波は委細構わず頑固に、保守的に執念深くやってくる
紀元前二十世紀にあったことは紀元二十世紀にも全く同じように行われるのである
自然ほど伝統に忠実なものは無いのである
3丁目の高台から太平洋を望む
海岸線に沿って白砂青松の松並木もすっかり削り取られて寂しい姿
講座に使う松ぼっくりを拾いに行ったのを思い出した
そして松ぼっくりが水の中で呼吸しているには驚いた
今成長して大きく見れる松ぼっくりは身近にあった
二丁目公園にあった
桜のつぼみが膨らみ始めた
あの大震災時 桜の歌が流行った
さくらは じいと冬の間に春を待っていた
やはり 桜は日本の花だ
あの時は見る余裕もなっかた日々であった
まちに視線を戻す
悪い年回りはむしろいつかは回ってくるのが自然の鉄則であると覚悟する
良い年回りの間に充分の用意をしておかなければならない
・・・・またこれらは万人がきれいに忘れがちのこともまれである
荒れ狂う台風 熱波、火事
最近の災禍は突然にやってくる
そんな国が日本だ
それに備えるのが大人の、大震災経験者の義務だ
出展:天災と国防 津浪と人間(寺田 寅彦)講談社学術文庫
防災について考える
9月1日は防災の日
新型コロナ感染拡大でそれどころでない人も、10年前に東日本大震災を皆さんは経験している
あのとき給水作業で小中学生が大いにボランティアとして活躍した人も今はどうしているかな
最近の日本はどこでも 土砂災害、ゲリラ豪雨、地震といつ災害が起きてもおかしくない
こうした中で、身の回りで自分でできることを見直してみよう。
備えよう。
食料の確保:旧タケフジに食料を求めて並ぶ人、棚には物がない
普段から食料は最低2,3日分は確保しよう
あの時、隣県の町内会・町と連携協定を結んで食料等の支援をいただいた他の町内会もある
水の確保:自衛隊による給水 タンクをもって並ぶ人々
水もタンクにいれて確保しよう
時々、交換して
それからトイレや体洗用の水も
あのとき公園の水にお世話になった人も
給水所と給水タンク
給水所には駐車場が必要。
あの時の小学校には広い校庭が駐車場代わりに。
みんな水を求めて並んだ
町内には写真のような給水タンクがある
これに水が来ないと断水
本当にありがたいものではある
ガス
ガスが一番遅く回復した
公民館の避難所では都市ガスがこないのでプロパンガスで炊き出し
朝早くから民生委員や有志らが協力いただいて炊き出し
プロパンガス設備と米と水も必要
停電なら
避難所の 公民館の和室
一般のうちでは停電であったがテレビや石油ストーブ(電気式)が利用できた
公民館では災害用の発電機がありそれから供給できた
さらに新聞が近くの河北新報販売店から無料で配付されていてこれも見ることができた
販売店の皆さん ありがとう
なお避難所は地元の人でも夜が怖いという人もいたし、閖上や 帰宅途中の人もいた
さらに地震ならあそこと決めている名取の人もいた
それからミルク、薬、おむつと普段使うものは用意を
また眼鏡は踏みつけられた経験から予備のものを
今はこんな密では危険である、
情報確保と携帯電話
やはり周りに何が起きているか情報が大切
その情報を集めて、情報を提供できる仕組みが必要
ときどき間違った情報もあったが
市の緊急告知ラジオを購入した方も多いと思う
最近はスマホでも警告音付きで知らせてくれる
肝心なのは近くの災害情報をどう流せるかどうかの仕組みだ
携帯電話の充電
停電では充電ができない
避難所である公民館では発電機から充電できた
口伝えなのかあっという間にこんな状態
最近のスマホも少しでも長持ちするものを求めたい
ランタンとガソリン
停電で必要なのはランタン(ろうそく)
トイレに行くにも真っ暗闇で 必要だ
最近の災害物資の中に用意されているのはこうした経験からである
それとランタンとラジオには乾電池が必要だ
いろいろ種類があるから忘れずに
ガソリン
下のガソリンスタンドに並ぶ車の列
石油がなくて入荷情報で右往左往した
車にはいつも半分以下になったら満タンに
それから差し入れが一杯ありました
ゆりが丘郵便局からおにぎり、近くの方からシイタケ、紅茶・・・・・・
感謝しています
救援物資とリヤカー
市から救援物資が届く 食料や日用品
必要なものと不要なものも
その受けとりとその配付が大変
みんなに配る量もないし、配付基準に苦労
当時の配付には町内会や区長さんに大分お世話になりました
リヤカーはあのころ防災用品で購入した町内会もある
こうした資材配付や水の運搬にはリヤカーが有効だ
トランシーバー
電話が使えない、連絡手段がない
町内防災連絡用として町内で購入したもの
一番手っ取り早い連絡手段として震災以降導入した
各町内に配備されているが電話と違って通話ボタンを押して通話ができる
そのルールさえ守ってもらえれば簡単
お互いに一緒にしゃべってしまうと聞こえない
さて避難所と市との連絡手段としての無線は確保されているか
おしまいにボランティア
何日も 雪、雨のなかで給水作業に参加してくれた小中学生の皆さん 約70人
あのときが那智が丘のボランティア元年
みんな大きくなって今、どうしているかなー
日本でのボランティアは神戸・淡路大震災にて初めて認知された
最近は「スーパーボランティア」と呼ばれる人も誕生
町内会活動もボランティアだし、近くで困っている人を助けるのもボランティアだ
大きな地震に注意を!!
3月20日18時9分の地震の揺れも大きかった。
揺れは東日本大震災を超えたという人もいた。
気象庁によると、ここしばらくは大きい地震の発生があり、注意を促している。
そもそも宮城県は地震が多い。
約100年間でも震度5弱以上が48回もある。
三陸沖を中心とした活発な震源の影響と考えられる。
今回の地震でも家屋が倒れるのでないかと心配した方も多い。
建物被害が多かった神戸・淡路大震災は1~2秒の間に1回ゆれるという比較的長い周期の揺れ方でした。
東日本大震災では0.5秒~1秒間に1回揺れる短い周期でした。
(それでも大きくゆったりと揺れた感がするが・・・)
長い周期が木造建物の固有の周期が一致して建物が破壊する場合がある。
そんな大きな地震は遠慮したいが・・・・・。
皆さんも震度だけでなく地震の揺れにも注意を!!
資料:気象庁HP
最近半年の大きな地震
約100年の間でも震度5弱以上が48回もある。
火災の多いのは春?(宮城県)
宮城県のデータ(令和元年)によると火災が多いのは春、それも3,4月が多いという
県内では最近やたらと火災および火災による死亡事故が多い
原因はたばこ 放火 そしてたきび火が多い
火災を知らせる火災報知器、
元気でしょうか
電池寿命が10年といわれているが我が家のものは10年以上たっているが
紐を引っ張ってみると音がする
元気だ―
みなさんも試験してみたら
(資料:火災報知器工業会のHPから)
あと、火事になったらどうする
普段から隣近所に「火事だー」と声かけ。
さらに119番通報
普段から連絡内容を 確認を
山火事を想定した避難訓練(那智小)
12月9日 那智が丘小学校では近くの山火事を想定した避難訓練がありました。
9時30分から全校生徒が参加して、約220m離れた二丁目つつじ公園に10分かけて無事避難いたしました。
小学生は各自の防災頭巾を身に着け、先生方はヘルメット姿で
粛々と立派に避難移動しました。
校長先生からは火事の際に一番怖いのはけむり、ハンカチ等で口を押えて身をまもるように指導がありました。
さらに五十嵐先生からは5つの約束
お:押さない
あ:あわてない
し:しゃべらない
す:すばやく
も:もどらない
が今回の訓練で守られていることのお話がありました。
さらに避難ルートに横断道路があり、この横断も安全にできました。
高台にある私たちの環境では周りは山に囲まれており、山火事が一番怖いのかな?
9時30分 避難訓練開始(校庭)
校長先生が先頭に、一年生から避難開始。
無事、横断道路を渡る
地元の区長も横断をサポート
防災頭巾を着用し、粛々と緑道を経由してつつじ公園に避難する小学生
つつじ公園で校長先生の話を聞く小学生。
9時40分 無事、避難移動完了。つつじ公園で。
山火事を想定した防災訓練。私らも小学生と同じように粛々とできるかな?
穏やかな運転を あおり運転
6月にあおり運転の罰則の創設がありました。
あおり運転は 交通の危険を生じる恐れがある対象として急ブレーキ禁止や車間距離不保持等の10種類が違反の対象とな
りました。
違反点数や罰則も厳しいものとなっております。
運転している人にもいろん事情・都合もあるけど。
町内の坂道でピタッとくっつかない、急ブレーキをかけないように 穏やかな運転に努めましょう。
資料提供:宮城県交通安全協会 HPから
宮城県交通安全協会発行の「みやぎの交通安全」には過去10年間の市町村別および路線別の交通事故発生状況が掲載され
ています。
それによると
名取市ではここ10年間で22人のかたが亡くなっています。
国道4号線も多いが 286号線での件数も多い。
さらに高速道では三陸道が東北自動車道並みであります。
注意を。
資料掲載は宮城県交通安全協会の許可を得ております。
高齢者の免許返納を考える(2)
今回は高齢者が免許返納したあとの支援策について
1.車の免許証が身分証明書と使われている この代わりとして運転経歴証明書を発行してもらえる。
受付は各運転免許センターまたは警察署の交通課で行っている
最近、身分証明書としてはマイナンバーカードやパスポート等で顔写真付きのものが求められている。
2.免許返納に伴う支援策として各市の取り組み
各市の例を取り上げてみた。
名取市には民間団体を巻き込んだ取り組みがない。
3.高齢者福祉施策
車に変わるバス利用等利用支援策 近隣の仙台市・富谷市はどうなっているか?
仙台市では1年間12万円まで利用可能で、負担額は1000円について100円である。
名取市は75才以上の方を対象で3,000円のバス券等が支給されているが・・・・・・。
高齢者の足となり交通不便を解消するための全国の施策は始まっています。
これは次回で。
(出典 宮城免許センターおよび宮城県県警 各市町村のHP)
<参考1>運転経歴証明書
<参考2>仙台市の敬老乗車証ICカード
<参考3>富谷市 とみぱす
<参考4>名取市福祉バス乗車券等
<参考5>免許返納支援策(例)
高齢者の免許返納を考える(1)
コロナの自粛も解除されて車の交通量も以前に戻ったようだ。
近所でも車の免許を返納した高齢者がいる
名取市の高齢者による免許返納は徐々に増えている(表1)
宮城県による交通事故は年々 減少しているが高齢者による事故も減少している
しかし高齢者による場合の死者数の割合が高い(表2)
また、名取市で発生した昨年の交通事故の件数は県平均を上回っているので注意が必要です(表3)
MS&ADインターリスク総研株式会社が運転免許証を自主返納した、更新しなかった人へのアンケートがあります。
返納でよかった点は事故を起こす心配がなくなった、移動にかかる費用が安くなった点である。
皆さんはどうでしょうか?
宮城県での免許返納者への支援施策と高齢者への福祉バス乗車券交付と全国での高齢者の移動手段確保のための取り組み(国土交通省)については 次回にて。
(出典 宮城免許センターおよび宮城県県警 MS&ADインターリスク総研株式会社)
表1 名取市の免許返納者数
表2 宮城県での高齢者の交通事故
表3 名取市の交通事故
免許返納アンケート お手数ですが次のボタンをクリックしてください
高舘山の動物たち(4)クマ
クマに会ったら・・・
あきらめるしかないかと。
クマ撃退用のスプレーがありますが、1万円もしますし一般の人はなかなか持ち歩かないでしょう。
スズメバチと一緒で、大きな動きをせずにゆっくり遠ざかるのが良いと思いますが、状況によりますね。
至近距離で出くわしたら、対処する間もなく足で払われたり噛みつかれたりするでしょう。
不幸な条件が重ならなければ、人間よりクマの方が先に気づいて近寄ってこないのが一般的です。
不幸な条件という中に、風下に人間がいた、風が強くて音が聞こえなかった、
夢中になる何かがあって気をとられていたなどがあります。
夢中になるものは、おいしいものを見つけてクマが夢中で食べたり、
人間の方が気配を消して山菜取りに夢中だったり、いろいろあります。
クマにあわないようにする対策は沢山あります。
この周辺で出没するクマは、人間嫌いなクマのようなので、
人間の気配を最大限出していることが一番効果的でしょう。
音でも声でも、服の色でも構いません。(おいしい匂いはダメです)
ひとりでいるのは良くないですね。
日が長くなって、朝方や夕方の散歩も多くなってきているようです。
そういった時間帯は動物たちの行動時間とかぶりやすいので、特に注意が必要です。
(写真・記事提供 尚絅学院大鳥羽准教授)
春の全国交通安全運動 町内ヒヤリハット
春の全国安全運動が15日まで展開されています。
ポスター(内閣府)には横断歩道を渡る小学生たちが描かれています。
町内で唯一、信号のあるのは小学校前、横断する小学生に気を付けましょう。
小学校はコロナウィルスの関係で今は休業中ですが・・・・。
ヒヤリハット1 小学校前の信号。景色を見ていると赤信号を見落としがち? 子供さんが左にいます
ヒヤリハット2 町内には信号のない交差点が多くあります。そして道幅が同じような場合があります。
その際の優先関係は資料(三井火災海上保険のHPから)のとおりです。
最近、車の前を右から左に急に横切られ衝突の危険を感じたかたもいる。
見通しが悪いので「少しづつ車を見せる運転」に努めましょう
ヒヤリハット3 むやみに進路変更を行う車も多い。
特に交差点の中での進路変更は危険です。
皆さんも防衛運転で
高舘山の動物たち(3)カモシカ
今回はカモシカ
2月にも4丁目の住宅にお邪魔したカモシカです。
人を襲わない、帰巣本能もあるので、静かに見守ってさえすれば帰っていきます。
反芻性・草食で急斜面のある森林を好んで生息、低木の葉、芽、実そしてササや草木を食べる。
行動範囲が定まっており、定着性が強く、同じ場所でよく見受けられる。
木の幹や枝に分泌物をこすりつけるといったマーキングをする。
雄雌とも12~15cmの角がある
昭和30年に「文化財保護法」により特別天然記念物に指定された。
ケガ等をしたカモシカを見つけた場合は市農林課に相談、連絡してください。
(参考資料:富山県HP 写真提供:尚絅大学鳥羽准教授)
高舘山の動物たち(2)ハクビシン
今回はハクビシン
写真でわかるように 額から鼻先に白い線がある。
夜行性で雑食、好物は果実であり、せっかくの柿を頂戴された方も多い。
ネコの仲間なので頭が入れば狭い空間を通りぬける。
民家の天井裏に棲みつき糞尿を排泄する等の被害がある。
そのため建物内への侵入口となる「すき間」をふさぐこと。
平成6年に狩猟鳥獣に指定された。
(参考資料:東京都環境局 写真提供:尚絅大学鳥羽准教授)
高舘山の動物たち(1)イノシシ
地図で見るとおり、那智が丘公民館の南に高舘山(203m)が見えます。
さらに北東に直線で1㎞先に尚絅学院大学の広大なキャンバスがあります。
その間を高舘山の貴重な自然(里山)がグリーン一色に染めています。
尚絅学院大学の鳥羽准教授は「人間社会と自然の共生」を考えようと2012年から構内に赤外監視カメラを設置して生き物の
調査を続けています。
今回はその貴重な写真を提供いただき高舘山のさまざまな生き物を数回に分けて紹介します。
第一回目はイノシシです。
(訂正)イノシシは昼行性なのですが、人間の生活圏に来て大掛かりな「悪さ」をするときは「夜行性」になる。
森の中だと日中普通にエサ探しをしていますが、警戒心が強く音やにおいに敏感なので先に人間に気づき、まず出会うこと
はないでしょう。
気配をけして行動するようなことが無ければ、「防災、安全」という意味では大丈夫と思います(鳥羽准教授)
最近は熊野那智神社や3丁目の土手あたりに出没するようだ。
イノシシは植物食傾向の強い雑食でくずの根、たけのこ、ヤマイモ(ムカゴ含む)やミミズも大好物とのこと
高舘山の山頂はこの地図でいうと那智が丘公民館のすぐ南にあたります。
高舘山の北東方向に尚絅学院大学と体育館・グランドが見えます・
尚絅学院大学は「里山再生プロジェクト」に取り組んでいます。
イノシシの荒らした後。掘り返えされてボコボコです。
最近、イノシシが東京近郊にも出没してニュースになっているが、那智が丘ではお目にかかっていないようだ。
もし遭遇したら背を向けて走ったり、大声をあげないこと。
後ずさりして建物に逃げ込むこと。
次回はハクビシン。
クマはどうかな?
自主防災会
最新の避難所設備情報
間もなく12月、台風19号で被害のあった各地区の避難所には今 多くの方が避難しています
避難所の最新の設備がTV等で紹介されています。寒い季節を迎え、そして東日本大震災での実感をこめてこれがあったらなーと
◎仮設トイレ 丸森に設置された8人用、男女別、北海道から運ばれたもの。掃除も楽か
◎自衛隊の仮設風呂 あの時、風呂は3日も入れず体をたらいで、 有料か無料かは確認できず
◎仮設ベッド 丸森小に設置されたとか、床に直接はこの時期は厳しい、 しかしHP等にその時の画像は削除されているのは何故か
これらを設置するのにはいろんな問題がありそうだが、あとは間仕切りと食べ物の改善が欲しいなー 明日は我が身
◆ 仮設トイレ
◆ 自衛隊仮設風呂
◆ 簡易ベット(紙)の例
震度6 大地震が夜間に発生したら
6月18日夜間 山形県沖で発生した大地震 記憶に新しい東日本大震災で 名取市も震度6弱だった
あの時の体験を踏まえてあらためて地震の備えを
・緊急地震速報の受信 今回は「クイー クイー」と携帯電話が予告してくれた 携帯電話で受信できるようにセットを
・地割れ発生 道路、敷地内に発生するかも、夜間はむやみに出歩かない(写真は東日本大震災での町内の地割れ)
・停電 今回も数千の規模で発生。暗闇が怖い人も多い。あかりを共有できるランタンを手元に
・余震 余震が多く発生。普段から物の落下等から命を守る対策を
交通安全
高速道 あおり運転に遭わないために
楽しいはずの高速道の車運転 あおり運転に遭わないためにどうすればよいか
あおられる原因をつくりだしていないか、自分の高速道での運転を確認しましょう
1.高速道の周りの車の動きを感じながら、流れに乗って行こう 自分だけ遅くは避ける。
2.追い越し車線を走り続けない:追い越し車線は追い越すために使うもので常時 車線をふさぐように走らない
3.追い越して急に割り込まない:十分な距離をもって割り込むこと 突然前に割り込まれると誰だってムッとする
罰則の強化やドライブレコーダーの設置といろいろありますが まずは互いに迷惑のかからない運転で楽しいドライブを