名取川いまむかし(歌枕とさけ)
那智が丘から名取川が眼下に見えます
台風19号の影響で両岸が浸食され、川の流れも変わり、中洲に大量の石ころが蓄積。
現在、石ころ等を撤去して河床整備中です(来年3月中まで 国土交通省)
名取大橋の近くでは例年 さけの遡上があり、採卵のために捕獲していました
ところが今年は川の流れが変わってしまい、地球温暖化もありさけが見られません
河口の近くの太平洋でも同様だそうだ(名取川漁業組合)
昔、太白大橋の岸辺には長い旅を終えた多くのサケが体を横たえていた
今後どうするのか聞き漏らしたが冬の風物詩が一つなくなるのだろうか
名取川は古来、奈良・平安朝の都人が和歌の題材として取り上げ「歌枕」として有名。
その中でも「埋もれ木」は多く詠まれている。
地中に埋もれた樹木が長年を経て再びこの世に顕れるもので数年前にも発見されている
中洲で炭化すぎて触るとボロボロになる、こげたような焼けた匂いがする古木があった
これが「埋もれ木」に近いものだろうか、古代のロマンを感ずる
堤防の八ツ口付近には桜が咲いていた
いつもこの時期に咲いている
このあたりがいにしえの街道なのだろうか
台風の影響で 大きく川の流れが変わった
名取大橋近くの 夕暮れ、この辺にさけの捕獲場があったが
これが炭化しすぎた「埋もれ木」本当かな?
いま咲いている八ツ口付近のさくら
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