あっぱれ朝顔・夜顔

お盆も過ぎて風もひやりと感ずる、ここは3丁目のT字路周辺。

今アサガオが満開です。

このアサガオが学校に通う小学生を楽しませてくれています。

なぜ朝に咲くんだろう。

前の日の夕方にアサガオのつぼみが「明るい環境から暗い環境に変わる」という「暗くな

る」変化を敏感に刺激として感じ、約10時後に咲き始めます。

これは「生物時計」がなせる技です。

朝明るくなるとハチやチョウチョが活動を始める時間です。

あっぱれ朝顔。

しかしアサガオは「一日花」ですので24時間後に次のツボミが開花します。



陽がのぼるとこのの花はしぼんでしまう  日陰は例外?

小学生の往来を見つめるアサガオ’(三丁目)

よく見ると脇のつぼみが咲き始める順番を待っている


朝顔があると夜顔もあるのでないか?

3丁目T字路で朝顔を世話している坂本さん(4丁目)に春にその種をいただいた。

これが咲き始めた。

ヒルガオ科ヨルガオ、夕顔の名前がついているがかんぴょうがなる花ではないとのこと。

このヨルガオ、アサガオより二回りも大きい。

夕方に咲くことから白く、優雅な香りを漂わせている。

この香りに誘われて蛾が飛んできて密を吸い、この時に受粉する。

あっぱれ夜顔。


        資料提供 坂本さん(4丁目)

             幻冬社新書「植物のあっぱれな生き方」田中修

優雅に白く大きな花

つぼみもアサガオよりズーと大きい

すっかり開花までも2時間程を要する

優雅なたたずまい

那智が丘のかわらばん

ゆたかな生活に適う地域情報を